箱根や熱海などの別荘地や民泊で発生する害獣への対策方法

目次

別荘地などの山間地で発生する害獣とは

箱根や熱海といった山間地では通常街中では見ないような野生動物が多く出没します。

山間地で発生する害獣の代表例として

・サル

・イノシシ

・ハクビシン

といった野生動物が多く現れます。

実際に箱根や熱海で民泊清掃を行う上で移動中に遭遇したり、ゴミ箱を荒らされたりといった被害を受けてしまった経験があります。

また、実際に遭遇してしまったりすると近隣の住民からクレームを受けたり、怪我を負ってしまうようなより甚大な被害を受けてしまうような可能性もあります。

特にイノシシは大きな個体も多く、怪我のリスクや荒らされてしまうケースも多々ありますので注意が必要になります。

イノシシは非常に臆病な動物な為、人がいない時間帯や場所に出没する事が多いと言われています。

害獣の被害を受けないために必要な3つの対策方法

害獣被害を受けない為にも事前に対策を行う事が重要になります。

その中でも効果が高いとされている害獣対策方法について紹介します。

屋外のゴミ箱を強固なものに変更

民泊や家庭で出たゴミというのは生ごみが含まれている事が多く、野生動物にとっては格好の餌となります。

特に民泊や宿泊施設の場合は、基本排出されてゴミを現地まで廃棄物運搬業者が回収に来るため、野外にゴミ箱を設置する事が殆どです。

これは実際に起きたケースですが、野外ゴミ箱を耐久性の低いものを設置していた物件にてイノシシが出没し、ゴミ箱を破壊されてしまったというケースがあります。

イノシシ成体の平均体重は約100kg程度と言われており、簡易的なゴミ箱であればたやすく破壊する事が可能です。

また、一度えさ場を見つけた野生動物は場所を覚え繰り返し出没するようになるので、事前対策が重要になります。

このような事態を防ぐために最も理想的なものは、金属製のゴミ箱や外置き型の物置等にゴミ回収スペースを定める事が効果的です。

電気柵を設置

宿泊施設や民泊物件の周りが山に囲まれている場合は、山を下って野生動物が容易に侵入しやすく市街地に比べ多く野生動物の被害を受けやすい場所になります。

この場合には物件の周りに電気柵を設置すると、宿泊施設や民泊への侵入防止の効果を発揮します。

電気柵というものはワイヤーに電流が流れており、触れると電気ショックが流れるフェンスの事を指します。

事前に電気柵を設置する事で、被害防止になりますし、万が一電気柵に近づいてきた場合でも、野生動物は一度不快な事を受けるとその場所付近に近寄りづらくなります。

管轄の役所に相談

監視カメラ等で近くで野生動物を見かけたらそのエリアを管轄する役所に一度相談してみる事をお勧めいたします。

民泊や宿泊施設の場合であっても、 イノシシが多く発生する箱根のように定期的に駆除を行い積極的に対策を行っている地域がある為、 役所の方で害獣駆除業者を手配してもらえる場合があります。

家の屋根裏等にハクビシンのような害獣が住み着いてしまった場合は、害獣駆除業者に手配をし不用意に近づかないようにしましょう。

まとめ

近隣のクレームは今後の営業に支障をきたす場合もあり、加えてゲストに対しあまり友好的にならずAirbnbの評価に対しても悪影響を及ぼす可能性があります。

また、ゴミが散乱してしまった場合などは民泊清掃業者への駆けつけ手配が必要になり、不必要な費用が発生する恐れもあります。

一度でも良い思いをした野生動物は学習し繰り返し出没するため、事前の対策を行う事をお勧めします。

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