「Airbnbで収益を上げたい!」
「そのためにはスーパーホストになりたい!」
「でも、どうやったらなれるのか分からない!」
Airbnbで収益を上げるためには、スーパーホストに認定されることが大きなアドバンテージとなります。しかし、スーパーホストに認定されるためには実績を積み上げていかなければなりません。
このようなジレンマの中で悩まれている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、Airbnbでスーパーホストになるための条件をお伝えするとともに、今からできる対策についてWebサイト運営の知識を応用してお伝えしたいと思います。スーパーホストを目指している民泊運営者の方はぜひチェックしてみてください。
なぜWebサイト運営の知識がスーパーホストに活かせるのか?
スーパーホストになると収益を上げやすくなるポイントは大きく分けて以下の2つだと考えます。
- リスティングで上位表示され、アクセスが増える
- スーパーホストという認定制度により信頼度が高まる
しかし、スーパーホストでない限り、Airbnbでは上記2つのポイントを獲得することはなかなか難しいと言えます。そのため、ここではAirbnbから少し視点をずらして、Webサイト運営の知識を応用したアクセス数アップ方法や信頼を獲得するための方法についてお伝えしていきたいと思います。
この対策については後ほどお伝えしますので、ぜひ最後まで目を通していただけると幸いです。まずは、Airbnbでスーパーホストになるための条件について理解していきましょう。
Airbnbでスーパーホストになるための条件
Airbnbでスーパーホストになりたいけど、具体的な条件が分からないという人も多いと思います。Airbnbでスーパーホストになるためにクリアすべき条件は、以下です。
- 実績が最低10件(長期滞在の場合は3件で合計100泊以上)
- 24時間以内の返答率が90%以上
- 総合評価4.8以上をキープ
- キャンセル率1%未満を維持(運営に支障を来たすような事象が起こった場合は除く)
スーパーホストを認定するための審査は、以下の日程のように3ヶ月に一度の間隔で実施されます。
- 1月1日〜1月5日
- 4月1日〜4月5日
- 7月1日〜7月5日
- 10月1日〜10月5日
上記審査期間から数えて過去1年間の実績も踏まえて、スーパーホストになるための条件をすべてクリアしていればスーパーホストとして認定を受けられます。スーパーホストに認定されると、自動的にプロフィールとリスティングページにスーパーホストの認定バッジが表示されるようになるので、ホスト側からの申請は不要です。
また注意点として、スーパーホスト認定は一度獲得すれば継続されるわけではなく、常にスーパーホストとしての条件を満たし続ける必要があります。つまり、次回の審査時期に条件が満たされていない場合、通常ホストへの降格もあり得るということです。
スーパーホストになるためにできるアクセスアップ・信頼度アップ対策
ここからは、スーパーホストになるための対策についてアクセスアップと信頼度アップの2点からお伝えしていきますので、スーパーホストを目指している方はぜひ参考にしてみてください。
今からできるアクセスアップ対策
まずは、アクセスアップ対策からお伝えしていきます。アクセスの流入経路は、大きく分けて検索サイトとSNSの2つです。ここでは検索サイトとSNSそれぞれからのアクセスを集める対策をお伝えします。
1. Airbnbの民泊ページタイトルや説明文にキーワードを盛り込む
Airbnbで民泊紹介ページを作成する際に、ページタイトルや説明文に検索表示を意識したキーワードを盛り込むことで、検索サイトからのアクセスを獲得できる可能性が高まります。
そのためには、ご自身の民泊のニーズを把握し、どんなキーワードで検索されるのかを想定することが必要です。
例えば「エアビー ユニバ 近く」というキーワードでGoogle検索を行ってみてください。上位表示の中にエアビーの民泊ページが表示されているはずです(2022年9月時点)。
タイトル下の説明文を見てみると、検索したキーワードが黒太文字で強調されているのがわかると思います。この黒太文字は、検索キーワードと一致した情報が該当ページに含まれていることを表しています。
このように、キーワードを入れておくことで、Airbnbサイト内で上位表示されなくても、Google検索からの流入を獲得できる可能性が広がります。キーワードを入れれば確実にGoogle検索でヒットするというわけではありませんが、少しでもアクセスアップの可能性を高めるためにはやっておくべき対策です。
2. SNSでシェアする
SNSでシェアすることもアクセスアップのためには欠かせません。SNSには、Facebook・Twitter・Instagramなどがありますが、ご自身のやり易いSNSを活用していただければOKです。
投稿の一例としましては、「民泊をオープンしました!(写真付き)」と民泊を始めたことを報告するツイートをしたり、アメニティや新設備を追加した場合には「〇〇を追加しました(写真付き)」とツイートしたりすると効果的です。
投稿する内容も一工夫があるとより良いでしょう。例えば、女性が宿泊施設に求めることの一つはアメニティが充実していることです。そのため、もしあなたが女性客を集客したいなら、アメニティの充実性をアピールできる投稿を行うのが効果的です。
3. ブログを運営して情報発信する
ブログを運営することもアクセスを集めるためには効果的です。Airbnbではリスティング上位に表示されなくても、ブログ経由のアクセスを獲得できれば依頼獲得に繋げられます。
ブログを運営するにあたってポイントとなるのが、どのようなコンセプトにするかということです。コンセプトを決めるために重要なことは、あなたの民泊を利用したいと思う人がどんな情報を求めているのかを把握することです。
例えば、USJ(ユニバ)付近で民泊運営をしている場合は、ユニバに関する情報はもちろん、ユニバ付近のおすすめスポットや安くて美味しい飲食店の紹介・地元民しか知らないおすすめスポットなどを紹介するブログを運営するのも一つの手です。
ユニバやユニバ近辺について読者に有益な情報を紹介しつつ、ご自身が民泊を運営していることを伝えれば、ユニバに旅行へ行くときに利用してもらえる確率が高まります。
今からできる信頼度アップ対策
次は、信頼度を上げるための対策をお伝えします。もし販売実績があれば、その実績自体が購入者にとって信頼できる証拠となりますが、実績ゼロの場合は信頼を獲得できるような対策を行う必要があります。
1. ブログで読者の悩みを解消する
このことは、先のアクセスアップの項でお伝えしたことと同じです。ブログを運営し、読者にとって有益な情報を発信することで、読者からの信頼を獲得することにつながります。
ブログのコンセプトはもちろん、ご自身の民泊を利用する人が求めるであろう情報を提供していくことです。ブログを通して、読者からお問い合わせが来るようになったり、メッセージのやり取りができるようになれば、民泊の利用へと繋げられる可能性が高まります。
2. 友人や知人に利用してもらいレビューや評価をもらう
いきなり他人に利用してもらうのはハードルが高いため、まずは友人や知人に利用してもらうことも一つの手です。これはレビューや評価・実績作りのためというよりは、実際に利用してもらった感想を聞き、民泊施設の利便性を高めることを目的に行います。
民泊運営の段取りをある程度決めていたとしても、実際に利用してもらわなければ見えない問題は必ず出てきます。将来的に、Airbnbで購入されるようになった場合を想定して民泊の質を上げ、リピーターを獲得できるような対策を行っていくのがおすすめです。
3. 利用してもらったら必ずSNSでシェアしましょう!
友人や知人に利用してもらったら、必ずSNSでシェアするようにしましょう。SNSでシェアすることで、あなたが民泊を運営していることをフォロワーに伝えることができますし、民泊について詳しく知らない人に民泊を身近に感じてもらえるチャンスにもなります。
また、SNSでシェアするメリットとして、投稿を見た会社の同僚や学生時代の先輩・友達など、思いもよらないところから依頼が来る可能性も十分にあり得ます。信頼度がまだまだ少ない時期だからこそ、1%でも実績を上げられる可能性がある対策を積み上げていくことが大切です。
【まとめ】まずはご自身の民泊への流入経路を確保していくことから始めましょう!
この記事では、Airbnbでスーパーホストになるための条件をお伝えするとともに、スーパーホストになるための対策をお伝えしました。
- 民泊紹介ページのタイトルや説明文にキーワードを入れる
- ブログを運営して読者に有益な情報を発信する
- SNSでシェアする
上記の対策を行い、ご自身の民泊への流入経路を確保していきましょう。また、流入経路の確保と同時に、民泊運営自体の質も高められるよう行動していくことをおすすめします。