時間との戦いでもある民泊清掃。早く清掃を終えることができれば、コスト削減と回転率アップにつながります。清掃を少しでも早く終わらせるためには、時短グッズを活用することがおすすめです。ここでは、清掃を早く、かつ、楽に終わらせるのに役立つ時短グッズをご紹介します。ぜひチェックしてみてください。
民泊清掃を早くかつ楽に終わらせるおすすめ時短グッズ8選
では、早速ご紹介していきます。清掃コスト削減と民泊の稼働率アップにつながるグッズを8点ご紹介しますので、どのようなグッズがあるのか押さえておきましょう。もし、ご自身の民泊施設で役立つものがあれば、積極的に利用することをおすすめします。
1. ハイパワーお風呂のカビきれい
ハイパワーお風呂のカビきれいは、浴室の天井に貼り付けておくだけで黒カビや赤カビの発生を抑えてくれます。また、バイオの働きでカビだけでなく、臭いも抑えてくれるのも嬉しいポイントです。交換目安は、約6ヶ月なので経済的ですし、交換の手間も少なくて済みます。毎回の清掃に多大な手間と時間がかかる浴室だからこそ、このような時短グッズを活用して清掃を楽にしていきましょう。
2. 油取り名人(キッチン用)
レンジフードやキッチンの壁・ガスコンロなどの油汚れを掃除するのに便利な油取り名人。ゲストが使用した後のキッチン周りの油汚れが気になる人におすすめです。サッとスプレーするだけで汚れが落ちていきます。
最後は水で洗い流せば完了なので、簡単に手間も少なく油汚れを落とすことが可能です。キッチンの換気扇の油汚れを落とすのにも便利なので、民泊施設の日常的な清掃だけでなく、年末年始の大掃除の際にも重宝されますよ。
3. IH調理器の保護テープ
IHの縁は、汚れが溜まりやすい箇所の一つです。IH調理器の保護テープをIHの縁に貼れば、汚れが付着するのをカバーしてくれます。キレイにしたい時は、保護テープを剥がしてゴミ箱に捨てれば清掃完了です。毎回ゲストが変わるたびに交換していると、消耗スピードも早くコストも増えてしまうので、長期滞在するゲストを受け入れる際に活用するといいでしょう。
4. メラミンスティック
メラミンスティックは、キッチンや洗面台・浴室などに付着した手垢や水垢をキレイにするのに役立ちます。
100均などでもメラミンスポンジの付近に置いてあることが多く洗剤は必要なく、水をつけてこするだけなので手間がかからず簡単です。また、歯ブラシ型の形状をしているため、細かいところも清掃できてかなり重宝します!
キッチンや洗面台の水垢・手垢は、ゲストにとっては民泊施設に清潔さを感じるかどうかの大きなポイントでもあります。水垢・手垢が気になる場合はメラミンスティックを活用してみましょう。
5. KPガラストップ用ハンディ
KPガラストップ用ハンディは、IHやガスコンロなどに付着した焦げ付き汚れの清掃におすすめです。洗剤をつける必要がないので、手間もかかりませんし、洗剤にかかるコストも抑えられます。スポンジはガラスパウダー研磨剤を使用しているので、ガラストップの表面の熱で炭化した頑固な汚れを落とすことも可能。
焦げ付きの汚れはなかなかキレイに落としにくく、ついつい力を入れてこすってしまい表面に細かな傷が付いてしまったということも少なくないでしょう。KPガラストップ用ハンディなら、汚れが落ちるだけでなく見た目のキレイさも維持できますよ。
6. スクラビングバブル 流せるトイレブラシ
スクラビングバブル流せるトイレブラシは、すでに洗剤成分が染み込んでいるので、洗剤を使わずにトイレ掃除ができます。使用後のブラシ部分は、ワンタッチで取り外してそのままトイレに流せるので衛生的にも安心です。レビューの中には、性能面だけでなく、スマートな見た目が気に入ったという評価をしている人もいます。
7. マキタ CL107FD 充電式クリーナー
民泊清掃では重宝する充電式クリーナー。室内だけでなく、ベランダのゴミも掃除機でサッとキレイにしたいという人におすすめです。マキタのCL107FD充電式クリーナーは、ノズル構造がシンプルなため、室内のフローリングや絨毯だけでなく、ベランダなども清掃可能です。また、基本的にどこでも直立するように作られているため、掃除機を立てかけた際に倒れてしまう心配もありません。
8. テンプル 油処理剤 固めるテンプル
ホテルや旅館と違い多くの民泊施設ではキッチンが併設されており、ゲストが使用する頻度は高く汚れているケースも多々あります。その中でも厄介なのが油の処理です。稀に揚げ物をするために鍋に油を大量に張った状態で放置されるケースもあります。そういった場合に処理を簡単かつ迅速に行えるのが固めるテンプルです。
少量であればティッシュやキッチンペーパーに吸わせることも可能ですが、大量の油の場合はそうもいきません。固めるテンプルを使用することにより、大量の油を固め、そのまま燃えるゴミとして処分が可能となり素早く対処できます。
ちょっとした工夫で改善!ゲストにキレイに使ってもらうための施策
民泊清掃の時短を実現させるためには、清掃作業スピードを上げることも大切ですが、ゲストにキレイに使ってもらうための仕組みづくりも必要になります。施設を大切に扱ってくれないゲストに対して嫌気が指してしまっている人も多いかもしれませんが、ちょっとした工夫で改善することが可能です。ここでは、ゲストに民泊施設をキレイに使ってもらうための施策をご紹介しますので、ご自身のできることから実行してみてください。
1. ゲストと顔を合わせてコミュニケーションを取れる機会を作る
一つ目の施策は、ゲストと顔を合わせられる機会を作ることです。民泊施設の利用前にゲストと顔を合わせコミュニケーションを取るだけでも、施設をキレイに使ってくれる可能性が高まります。この理由は、お互いの顔が見えると、気遣いや配慮が生まれるためです。そのため、民泊施設の鍵を手渡しするようにしたり、施設を案内する機会を作るなどして、ゲストと実際に顔を合わせる仕組みを作ってみましょう。
2. キレイな部屋を提供する
キレイな部屋を提供されたゲストは、比較的キレイに使ってくれる傾向にあります。逆に、汚い部屋を提供すれば、ゲストの使用状況は悪くなる傾向にあります。そのため、キレイな部屋を提供し続けるように心がけましょう。ゲストの使用状況が良くなれば、その分清掃時間も短くて済みます。
3. 備品を壊したり、トラブルを起こした場合のペナルティを設ける
民泊施設でよくありがちなのが、備品を壊したり、近隣住民からクレームが発生するということです。備品が壊されれば、修理費や再購入のために余分なコストがかかってしまいますし、クレームが入ればクレーム対応によって清掃に手が回らず、稼働率が落ちてしまうということも考えられます。
この対処方法としておすすめなのは、備品を壊したり、トラブルを起こした場合のペナルティを決めておくことです。民泊施設内の壁や棚に、「備品を壊したら〇〇円損害金をいただきます」などペナルティに関する内容が書かれた用紙を貼っておくと、備品の取り扱いに配慮してくれる可能性が高まります。
民泊清掃は時短グッズを使って楽に行いましょう!
この記事では、民泊清掃を個人で行っている民泊施設オーナーの方に向けて、清掃に役立つ時短グッズをご紹介しました。ご自身の運営する民泊施設の状況に合わせて、使えるグッズを購入して使ってみましょう。